脳内物質で幸せをコントロールせよ~~精神科医が見つけた3つの幸福 樺沢紫苑著 その③

2022年20冊目

精神科医が見つけた3つの幸福 樺沢紫苑著

 

〇お金や物に感謝する

ドーパミン的幸福の1つ「お金」。

お金を使うときにお金に「感謝」すると幸せになれる。

通常ドーパミン的幸福はすぐに減退し持続しない。

しかし抜け道がある。

「お金の掛け算」という方法だ。

お金の専門家の本田健さんのお話。

その秘訣とは

「お金を使うときにお金に感謝するとお金が戻ってくる」というものだ。

なぜか?

ドーパミン的幸福はオキシトシン的幸福と結びつくからだ。

感謝や親切はオキシトシン的幸福につながる。

感謝を持ってお金を使うと

  • 自分のためにお金を払ってくれたお客様に感謝
  • 社員の一人一人に感謝
  • 自社の商品を作ってくれている下請け会社の人に感謝
  • 自分の仕事を応援してくれているビジネスパートナーへの感謝

などが上乗せされる。

 

1万円の商品が売れたとき、感謝があればドーパミン的幸福にオキシトシン的幸福が上乗せされる。その割合はドーパミン的幸福3、オキシトシン的幸福が7くらい。

前述したようにオキシトシン的幸福は逓減しない。

だから感謝してお金を使うとその幸福感は持続するのだ。

 

ドーパミン的幸福を持続させる方法その②

  • 制限する

 簡単にドーパミン的幸福をもたらしてくれるお酒やゲームなどの刺激物。

 それを使って細く長く幸福になる方法、それは「制限」。

 ドーパミン的幸福は耐性ができやすく、無制限に刺激物を取るとどんどん効果が薄れていく。

 夏の暑い日、仕事帰りの生ビールは本当に旨い。でも二杯目、三杯目と幸福感は逓減していく。

 そこでビールは一日二杯まで、など制限を設けることで一口一口よく味わって飲むことになり、最後まで幸福感は持続する。そしてアルコール依存症も予防できて一石二鳥なのだ。

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