2022年11冊目
ディープステート 馬淵睦夫著
今回の本はじっくり読みたい本なので3回に分けて感想をアップします。
「本当に大切なものは目に見えないんだよ」
確か星の王子様にこんなセリフがあったはず。
目の前に見えるものだけ見ているとだまされる。
2020年のアメリカ大統領選挙やロシア・ウクライナ戦争を見ているとそう思う。
マスコミの垂れ流す情報だけ見ているとロシアが一方的な悪者だが本当にそうか?
ロシアの肩を持つのではなく裏で糸を引いている「黒幕」がいて、プーチンもゼレンスキーも将棋盤の上の駒ではないのか、ということを言いたいのだ。
↓ この動画を見て欲しい。そのあとでもう一度テレビのニュースを見たときとてつもない違和感を感じると思う。
本書は元ウクライナ大使の馬淵睦夫氏が書いた「黒幕」であるディープステートをテーマにした本である。大使は「スパイ」でもある。そんな仕事を通してウクライナも含め「闇」を見てきた著者のお話はマスコミが流す情報よりずっと信憑性があると僕は思う。
文量が多いので三週に分けてアップする。
1ディープステートとは何者か?←今週
2ディープステートと戦うトランプ・プーチン←来週
3日本はディープステートとどう向き合うべきか?再来週
今週は
1 ディープステートとは何者か?
一言でいえば世界を陰で操る集団。
国際金融資本と呼ばれたりもする。
アメリカにおいてディープステートが足場を築いたのは第28代ウィルソン大統領の時代。
彼はアメリカをディープステートに売り渡した張本人であった。
ウィルソンの第一の大罪はFRB(連邦準備銀行)の設立をしたことである。
FRBは国立ではなく純粋な民間企業である。その民間企業にアメリカの通貨の発行権を売り渡してしまったということだ。通貨発行権を独占するということはその国の経済活動を支配するということと同義である。この時点でアメリカはディープステートに経済的に乗っ取られたということになる。
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